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川越事業所の紹介
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特 徴
(※クリックで詳細が見られます。)

マッサージ&医学的根拠に基づいたトレーニング

施設内の様子






歩行トレーニング


◦ただ歩いても長く歩けるようにはなかなかなりません。正しい歩き方を繰り返し”学習”することが重要です。
◦弱った足の筋力トレーニングとその筋肉の使い方の両方が必要です。
90%の方が2~3ヵ月でしっかりとした足への変化を実感されています。


股関節などの下肢筋力強化
強い足腰をつくるには立ち上がりスクワットが最も効果的。椅子からの立ち上がりが出来ない人が多い。まずは正しい立ち上がり方を覚えて貰います。ほとんどの方が出来るようになります。出来たら10回を1セットなどセット数を増やしていきます。


次に効率の良い正しい歩き方を学習
引きずって歩く、つま先が上がらないなど非効率な歩き方をすると疲れやすくなります。つま先を上げて踵からつく効率の良い正しい歩行を平行棒内で繰り返し反復して体にしみ込ませます。自然と姿勢も良くなりますよ。


長い距離・時間を歩く
学習した歩行で歩行器、杖などを使い、広く平らな施設内を歩きます。フロアが平らで、スタッフもつくので、不安なく長く歩く事が出来ます。気が付いたら20~30分歩いてた!という人も多いです。


機能訓練の一例


症状

歩くと足が重く痛い。近くのスーパーへ買い物に行けない。


所見

歩くだけでなく、椅子からの立ち上がりがうまくできない。足に力が入らない。足が上がらない。


トレーニング概要

☆まずは椅子からの正しい立ち上がり方を知る。
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体重がしっかりと乗れる様に、大腿四頭筋、殿筋などの強化のため立ち上がりを反復。
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立ち上がる時、足のグラグラが減り、手を使う事もなく足の力だけでゆっくり立ち上がれるようになった。
《下肢筋力強化》
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歩行の際しっかり軸足に乗れる様に、つかまりながら、”足を振り出して、踵から着く”の正しい歩行を反復して学習する。
《正しい歩き方学習》
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軸足で安定してしっかり立てるようになってきた。踵から着くことができてくると歩きやすさを実感される。歩行器などを使い長い距離、長い時間を歩き体に覚えさせる。
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腰と膝が曲がったペタペタと疲れやすい歩行から、背筋と足が伸びた効率的な歩行に変わる。
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さらに反復することにより自然に無意識に歩ける様に体に覚えさせる。





脳疾患


◦川平法を基に、促通反復療法を行います。
◦促通手技や電気を使い、再建・強化したい新経路のみ興奮を繰り返し伝える。


麻痺とは?
麻痺とはうまく手足を動かせない状態のことをいいます。脳の中枢から、脊髄、手足の神経(末梢神経)を通って筋肉に命令を伝えて手足を動かします。これらの経路に異常があると、脳からの命令が手足に伝わらず麻痺が起きます。 長く正座してると足が痺れて動かないイメージです。


神経とは?
脳・脊髄(せきずい)と末端の器官とをつなぎ、末端が受けた感覚刺激を中枢に送り、または中枢からの命令を末端に伝える。例えば目からの視覚情報で美味しそうだ!と判断し、筋肉に命令を出して物を掴んで食べるなど。


一般的なリハビリとの違い
普通の筋力低下とは違い、力の入れ方が分からない、動かし方が分からないという事なのです。それをただトレーニングしていても筋肉が太るだけで、使えるようにはならないのです。


川平法とは?
2015年脳卒中治療ガイドラインに川平法が掲載
「脳卒中の治療は、これを参考にしてやりなさい」という教科書のようなものです。その中で、今回、川平法が掲載されました。脳卒中片麻痺の治療において、推奨された手技はこれまで多くありません。

麻痺した手や足を治療者が促通操作して、患者さんに意図した運動を実施・反復してもらい、その反復で大脳からの神経回路の再建・強化する治療法です。
脳科学の研究によって、促通反復療法が脳の可逆性を促進し、効率的に機能回復を進めることが証明されます。



麻痺の改善に必要なものは?
脳卒中や脊髄損傷による麻痺は神経回路の損傷が原因ですから、この神経路の再建と強化が必要です。


神経路を再建・強化する方法は?
強化したい神経路に興奮を繰り返し伝えることが必要です。興奮が繰り返し伝わると強い結合になります。これが神経路の強化です。


具体的な方法は?
【目標の神経路を治療者が指定】
 患者は麻痺した手足を動かそうと、様々な運動の中から目標の運動を探すこと、多くの「試行錯誤」の中で目標の神経路探し出すことが求められます。
1.促通反復療法
 治療者が「人差し指を伸ばして」など運動を指示すると同時に、促通動作を行って、患者が目標の運動を容易に実現し、それを100回づつ反復して、麻痺の改善を促進します。
2.機能的電気刺激法
 この強力な治療を陳旧例(罹患期間:平均4年)へ短時間かつ低頻度で3ヵ月行うと、麻痺の改善が肩肘で66%、手指で44%に生じ、従来の治療より効果的です。


慢性期の麻痺を改善する為に
麻痺の回復は、脳の可逆性が大きい期間(脳卒中後6ヶ月以内)を過ぎると期待できないと考えられていましたが、その時期を過ぎても強力な治療を行えば麻痺は改善します。


各部位

機能訓練の一例


症状

右麻痺により手挙上が出来ない。リハビリ病院入院中は歩行リハビリのみで退院。6ヶ月以上経ち、『もう手は上がらない』と言われた。


所見

痙縮は少ない。肩・肘・手指は動かせない。弛緩性でダラリとした状態の麻痺。


機能訓練

まずは上から肩甲骨、肩関節の随意性を上げる事。仰向けで肩の痛みが出ない様、電気を当てながら上げる動作を反復。
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1回目から手が口、頭まで上がる様になった。
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肘・手指 "曲げて、伸ばして"を反復。
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全部の指が一緒に動かない様に母指、人差し指など1本ずつ電気を当てながら "曲げて、伸ばして"を反復。
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3~4回目で重たいコップも持てるようになり、指に力が入る様になった。
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更なる強化の為、反復継続。


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